アルヴァー・アアルト

アルヴァー・アアルト(Alvar Aalto)のプロフィールとデザインについて詳しく紹介。

プロフィール・経歴

フィンランド(クオルタネ)

1898年2月3日 ~ 1976年5月11日

建築、家具、照明、雑貨

測量技師であった父の影響を受け、幼い頃からアルヴァー・アアルトは建築家になることを夢見ていた。1916年、ヘルシンキ工科大学建築学科に進学し、卒業後、ユバスキュラでアトリエを開設。1924年には同じく建築家であるアイノ・マルシオと結婚する。

1929~33年のパイミオのサナトリウムにより、アルヴァー・アアルトの建築家としての地位は確立された。また、このプロジェクトにより、本格的な家具設計が始まる。成形合板を使った斬新な座面により、家具デザイナーとしても一躍有名となった。

その後、一連のスツールを次々にデザインし、国内外に販売するため、1935年、アルヴァー・アアルトと妻のアイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス・グスタフ・ハールとで artek(アルテック)社を設立する。

フィンランド建築家協会の会長を長く務め、マサチューセッツ工科大学でも教鞭をとり、1955年からはフィンランド・アカデミーの会員、1963~1968年は同アカデミーの会長に就任。

フィロソフィー・哲学

指揮者であり、プレイヤーでもあること

建築が全体として完成させるためには、家具が必要不可欠。
だから、結果的に家具が他の室内装飾品と合う。

都市計画から建築、家具、照明、テキスタイル、ガラス製品まで幅広いデザインプロジェクトに関わり、
それらの全てが心地よく調和していることがアルヴァー・アアルトのスタイル。

小さな生活雑貨や一脚の椅子が大きな建築物や空間に醸し出す空気感まで視野に入れ、
何よりも「ひと」を中心に置いた設計・デザインがアルヴァー・アアルトだ。

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椅子、スツール、ベンチ、ソファー

アルヴァー・アアルトの椅子

   

テーブル、ワゴンなど

アルヴァー・アアルトの家具

 

ペンダントライト、スタンドライトなど

アルヴァー・アアルトの照明

生地など

アルヴァー・アアルトのファブリック

 

キッチン用品、キッチンファブリックなど

アルヴァー・アアルトのキッチン用品

 

ベース(花瓶)など

アルヴァー・アアルトのインテリア雑貨

白い机 円熟期―アルヴァ・アアルトの栄光と憂うつ  

アルヴァー・アアルトについての本・作品集

アルヴァー・アアルトの本・作品集

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