ヴァルター・グロピウス
ヴァルター・グロピウス(Walter Gropius)のプロフィールとデザインについて詳しく紹介。
ドイツ(ベルリン)
1983年5月18日~1969年7月5日
建築、家具、食器
ミュンヘンやベルリンの工科大学で建築を学んだ後、ペーター・ベーレンスの事務所に入り、ドイツ工作連盟にも参加した。
1915年、ヴァン・デ・ヴェルデからワイマールの工芸学校を託される。
1919年に統合され国立バウハウスが開校すると、初代校長に就任。
1926年、デッサウに移転したバウハウスの新校舎をグロピウスが設計し、著書『国際建築』(バウハウス叢書第1巻)とともにモダニズム建築の代表作として世界中に知られるようになった。
1928年に学長を辞職し、バウハウス閉鎖後、1934年にイギリスに亡命、1937年にはハーバード大学に招かれ、I.M.ペイ、フィリップ・ジョンソンらを指導。また、共同設計事務所TACを設立。超高層ビルのパンナムビルなどを設計した。
建築は総合芸術
バウハウスとは「建築の家」を意味し、グロピウスが芸術と技術の統合を目指して命名したものであった。建築以外のプロダクツは少ないが、彼がモダンデザイン界に及ぼした影響は、計り知れない。