アルネ・ヤコブセン
アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)のプロフィールとデザインについて詳しく紹介。
デンマーク(コペンハーゲン)
1902年2月11日 ~ 1971年3月24日
家具、照明、食器、調理器具、雑貨
デンマークのユダヤ系家庭に生まれ、ビクトリア様式の家具に囲まれて育ったアルネ・ヤコブセンは、画家か彫刻家を夢見ながら、父親のすすめで建築家を志した。
1927年、デンマーク王立芸術学校を卒業し、1930年までポール・ホルソーの建築事務所に勤める。その頃、活躍していた ル・コルビジェ、ミース・ファン・デル・ローエ や バウハウスの影響を受けていた。
1950年、デンマークの家具メーカー Fritz Hansen(フリッツハンセン)社との仕事を始め、2年後に生まれたアントチェアをはじめ、エッグチェア、スワンチェアなど、デンマーク・デザインを世界的に広めることとなる名作椅子をつくり出した。
また、SASロイヤルホテルやデンマーク銀行など数々の建築プロジェクトを通してデンマークを代表する照明メーカー Louis Poulsen(ルイス・ポールセン社) からも多くの作品を残している。
建築も内部空間も妥協しない。
1956年から1961年にかけて作った、コペンハーゲンの「ラディソンSASロイヤルホテル」のプロジェクトでは、家具や照明からナイフやフォーク、ドアの取っ手まですべてをアルネ・ヤコブセンがデザインした。
頑固だったという、アルネ・ヤコブセンは自身が設計した建築を、その内部空間まで妥協しなかったのだ。だからこそ、膨大なプロダクツは生み出された。
セブンチェア、アントチェア、スワンチェア、エッグチェアなどの椅子
アルネ・ヤコブセンの椅子
AJシリーズの照明
アルネ・ヤコブセンの照明
カトラリー、シリンダラインなどの食器、調理器具
アルネ・ヤコブセンのキッチン用品・食器
VOLAの水栓金具、アクセサリー
アルネ・ヤコブセンの住宅設備
時計、灰皿などのインテリア雑貨
アルネ・ヤコブセンのインテリア雑貨
アルネ・ヤコブセンの作品集や関連書籍