ハンス・J・ウェグナー
ハンス・J・ウェグナー(Hans J. Wegner)のプロフィールとデザインについて詳しく紹介。
デンマーク(トゥナー)
1914年4月2日 ~ 2007年1月26日
家具、照明
靴のマイスターの父のもとに育ち、17歳でに家具マイスターを取得した後、国立産業研究所で木材についての専門的な研究を重ねる。また、その後の3年間、コペンハーゲンの美術工芸学校に通い家具の設計を学ぶ。この頃、ボーエ・モーエンセンと出会う。
卒業後、エリック・ムラーとフレミング・ラーセンの共同事務所に勤務する。オーフス市役所の設計コンペに入選したアルネ・ヤコブセンとエリック・ムラーが共同事務所を立ち上げた時、ハンス・J・ウェグナーが家具のデザイン担当として働き始めた。
1943年に独立し、現在に至るまで500脚以上の椅子をデザインし、「椅子の巨匠」と呼ばれるようになる。国内外を問わず多くの展示会では数々の賞を受賞し、MoMA(ニューヨーク近代美術館)を始め、多くの公共機関にコレクションされている。
1984年、デンマークのクイーンよりナイトの称号を受ける。
1995年、ウェグナー美術館が故郷トゥナーにオープンする。
フォルムと機能性
ハンス・J・ウェグナーのデザインの最大のテーマは「フォルムと機能性」であった。木工職人でも合ったウェグナーは、木を愛し、木材の特性を活かした独特で彫刻的なラインを生み出す才能を持っていた。
Yチェア、ザ・チェア、スリーレッグド・シェルチェアなど椅子・スツール
ハンス・J・ウェグナーの椅子 1
ハンス・J・ウェグナーの椅子 2
ハンス・J・ウェグナーの椅子 3
コーヒーテーブル、ダイニングテーブルなど
ハンス・J・ウェグナーのテーブル
ペンダントライト
ハンス・J・ウェグナーの照明
ハンス・J・ウェグナーについての本、作品集