ボーエ・モーエンセン
ボーエ・モーエンセン(Borge Mogensen)のプロフィールとデザインについて詳しく紹介。
デンマーク(オルボー)
1914年4月13日 ~ 1972年10月5日
家具
ボーエ・モーエンセンは、20歳で家具マイスターの資格を取得した後、コペンハーゲン芸術工芸学校、王位芸術学校でデザインを学ぶ。
卒業後、コーア・クリントなどの建築事務所に勤務。
1940年代、高品質で手頃な価格の家具を提供することを目的とした、デンマークFDB(協同組合連合会)家具開発部門のチーフデザイナーを勤め、このプロジェクトは成功をおさめた。ここでは椅子「J39」などの名作が生まれ、ボーエ・モーエンセンは戦後のデンマーク家具デザインを代表する人物となった。
1950年に事務所を開設し、独立。
1950~60年代には、クラシックのデザインを生み、人気を博した。
自宅のリビングは家具の実験室
ボーエ・モーエンセンは、生活空間の中で使用できる機能的な家具を作ることを目的としていた。自分の家が家具の実験室であると表現し、自宅のリビングルームで実際に家具を使用することこそが、家具の真価を見極める最良のテストであると考えていた。