参考書や問題集の選び方
独学ではとても重要なところです。
参考書・問題集の選び方は、資格試験の合否に大きく影響します。
最低限必要なのは、充実した内容の参考書(テキスト)と、過去問題集です。
一発合格を目指すなら、ケチってはいけません。
ちなみに、ひだまり子は参考書や問題を選ぶときは必ず、
ジュンク堂など品揃えが豊富な大きい本屋さんに行きます。
そして、時間をかけて、中身をよく見て、納得するまで吟味した上で購入します。
(こうして選び抜いた参考書・問題集は、応用編で資格別に紹介しています。)
参考書・テキストの選び方
「公式テキスト」 がある場合は必須。
公式テキストは、どんなに高価でも、大きくてジャマでも、必須です。
なぜなら、公式テキストの内容に載っていない内容は試験に出ないからです。
また、当然ですがその資格関連本と比較して、
これほど手をかけて作られたものはなく、
重要な内容と必要最小限の知識が上手にまとめられています。
後々、資料として残しておくのにも最適なのです。
「公式テキスト」 がない場合、適切な参考書を1冊買う。
資格取得用の参考書で以下の条件を満たすものを選びましょう。
① 試験範囲のボリュームに見合っている。
(あまりにもコンパクトなものは内容が不足しています。ここで節約しないこと。
難易度の高い試験なら、複数冊に分かれたものが適切なボリュームかもしれない。
)
② 図などがあって説明がわかりやすい。
(意味のないイラストのことではありません。)
③ 出版時期が新しい。
(法律が変わることがあるため。前回の試験以降の出版なら確実。)
また、状況に応じて専門書を買う必要もあるでしょう。
問題集の選び方
「過去問題集」 は必須。
過去問題を解くことで、出題ポイント、出題方式、試験の傾向をつかみ、
自分の得意・不得意分野を認識することができます。
以下の条件を満たすものを選びましょう。
(次のページで、過去問題を解く理由について書いています。)
① できれば8年分、少なくとも5年分の問題が収録されている。
② 解説がわかりやすい。
選択問題で正解の番号だけ書いてあるようなものはダメです。
きちんと正解・不正解の理由、解法が書いてあるものでなければなりません。
③ 分野別にまとめてある。
年度別にまとめたものよりも重要な箇所がわかりやすく、学習を進めやすい。
(年度別にまとめた問題集は、作る側が楽しているのかも…。)
④ 出版時期が新しい。
テキストと同じく、法律が変わることがあるため。前回の試験以降の出版なら確実。
また、主催者が出版しているものがあれば、それを選ぶのも良い選択です。
その他の準備物
ノート
ノートは問題集ごとに分けると使いやすいです。
試験が科目が分かれている場合は科目別に用意しましょう。
通勤時間などに見直しできるよう、持ち歩きやすい大きさが良いです。
合格の友 (試験対策グッズ)のページで、おすすめのノートを紹介しています。
その他に必要なもの
法令集や電卓、製図道具など、
試験会場に持ち込めるかどうかも計画段階で確認しましょう。