二級建築士・学科試験 おすすめの参考書・問題集・法令集
■ お知らせ (2016/4/5)
平成28年度版の学科の参考書や問題集を順次、掲載しています。
皆さまの健闘をお祈りします。
二級建築士・学科試験の独学に おすすめの参考書(テキスト)
二級建築士試験対策用の参考書(テキスト)
二級建築士試験対策用に全分野の要点をまとめた参考書として、独学におすすめの本です。
試験範囲の全体を把握できるので、学校で建築学を専攻した方も、
実務のみで受験する方も、まずはこの本がおすすめです。
学校で使用したテキストや専門書等をお持ちの方は、過去問題でつまずいたときなどに、それを利用すれば良いと思います。
二級建築士試験合格セミナー 建築計画
全日本建築士会 オーム社
2010年1月発行
科目別に試験に必要な項目を丁寧に解説する参考書。
図も豊富でわかりやすく、初めて学習する人でも学びやすい。
全日本建築士会が行う試験対策講座でも使用しているので安心。
必要に応じて、きちんと改訂されています。
次の参考書は、建築系大学などで学習経験があり、ある程度は理解している人向きです。内容がかなり集約されているので、実務経験のみで受験する方がこの本だけで過去問題を理解し、必要な知識を習得するのは難しいでしょう。
私が受験した際は、このタイプの要点をまとめた参考書(紹介している参考書の前身と思われる、日建学院のもの)と、大学の教科書、買い足した専門書(ページ下部で紹介)を使って勉強しました。
2級建築士 要点整理と項目別ポイント問題 平成28年度版
日建学院教材研究会
2016年1月発行
項目別にチェックポイントと、重要設問・計算問題(解説付)を掲載。
日建学院(大手の建築士のスクール)ならではのノウハウが凝縮されていて、A5サイズのコンパクトな一冊に、合格に必要な最低限の項目がよくまとめられていると思います。要点を繰り返しチェックし、記憶を定着させるのにおすすめ。
一冊は持っておきたい用語辞典
用語辞典は、試験だけでなく、実務でも役立つので、1冊は持っておくことをおすすめします。
図解 建築用語辞典
建築用語辞典編集委員会編 オーム社
2013年12月発行 第2版
数ある建築関係の辞典の中でも、これは一冊で建築の全分野を網羅しており、
図などで実にわかりやすいように、説明されています。
建築全般にわたり、基本的な用語約6,300語を収録。
わかりやすい表現で解説するとともに、
1100余りの図・写真・表などにより、視覚的に把握できます。
二級建築士・学科試験の独学に おすすめの問題集
おすすめの過去問題集
2級建築士 分野別厳選問題500+100 平成28年度版
日建学院教材研究会
2016年1月発行
厳選した過去問題500問に、前年度の試験問題100問を掲載。
分野別に編集されているので学習しやすく、
解説もとても詳しいのでおすすめです。
二級建築士・学科試験 おすすめの法令集(試験場持込み可)
井上 建築関係法令集 平成28年度版
建築法令研究会 井上書院
2015年12月発行
関係法令と関係告示を1冊にまとめ、
建築士受験者のために考えてつくられている法令集はこれ。
【付録】 カラーインデックスシール、
CD-ROM「即セン力!!マーキング術」、
別冊「早引きインデックスの作り方」「試験によく出る条文一覧」
CD-ROM「即セン力!!マーキング術」について
過去10年間の建築士試験(学科Ⅱ建築法規)で出題された問題をもとに、よく出る条文がひと目でわかり、短時間で解答を導き出すことができるマーキング法を収録。一級・二級別になっており、建築基準法・施行令から、関係法令まで網羅している。
ひだまり子も使用した法令集です。
建築士試験のことをよく考えて作られているなぁ、とつくづく感心するほど、よくできた法令集です。付録のカラーのインデックスはとても見やすく、使いやすいし、マーキング術は、説明どおりに活用すれば過不足のない、とても適確な内容で役に立ちました。
二級建築士・学科試験の独学に おすすめの専門書
前述のおすすめの参考書や問題集だけでは、
勉強しているうちに十分に理解できないことがあると思います。
そういう時に使って欲しい、わかりやすい専門書を挙げておきます。
二級建築士受験 5日でわかる構造力学
武藏靖毅 学芸出版社
2015年2月発行 増補第4版
学科Ⅲ(建築構造)の25問中、7問を占める構造力学分野を克服するための対策本。5日間で基礎から演習問題まで学習できる構成になっています。解説も詳しく、わかりやすい。
1日目 力と反力
2日目 曲げ
3日目 トラス
4日目 断面と座屈
5日目 曲げとせん断
苦手な人が多い構造力学ですが、克服できれば得点源になります。短期間で克服するのに、この本は良いと思います。
構造用教材
日本建築学会
学科Ⅲ(建築構造)の学習に。
木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造等の構造のディテールや
床・壁など仕上げのディテールが図・絵でよくわかる。
絵とき建築施工
杉浦光義 オーム社
学科Ⅳ(建築施工)、学科Ⅲ(建築構造)の学習に。
ページの半分を図・絵が占め、なかなか見ることのできない、基礎から仕上げまでのあらゆる工法がよくわかります。 「百聞は一見に如かず」です。