独学で資格試験に一発合格!建築とインテリアの資格試験「独学」術

二級建築士・設計製図試験の独学 勉強法

二級建築士・設計製図試験 学習スケジュール にもとづいた、勉強法です。

① エスキース方法と製図方法を学ぶ

まずは、『2級建築士に合格する設計製図テクニック』 を使用して
エスキース方法と製図方法を学習します。

エスキースについて

クリアしなければならない法規、配置計画のポイント、柱の大きさとスパンの決め方など

製図方法について

線の使い分けなどの基本から、効率良い製図手順、記入が必要な項目など
製図経験のある方も、二級建築士試験はスピードが要求されるので読んでおくべき。

② まずは1問解きながらチェックポイントを確認する。

①のあと、2週間かけて、図面1枚を完成させます。

まずは自力で1問解いてみます。
『2級建築士設計製図課題解答例集』 の予想問題を使うと良いです。
その後、自分の解答をチェックします。
この本にはチェックポイントのリストが細かく書かれているので、一つずつチェックしていきます。

  • 『2級建築士設計製図課題解答例集』 のチェックポイントをこなしているか?
  • 解答例と見比べて、図面表現は適切か?

③ 予想問題を解く

設計製図試験対策で一番重要なのは、予想問題を解くことです。
受験年度の課題の予想問題を入手しましょう。おすすめの参考書・問題集参照。

週に1回以上、4時間半をとれる曜日に、実際の試験と同じ形式で問題を解く。

  • まず4時間半で解く。(本番同様、自分の時計を見ながら。)
  • 最初のうちは時間がオーバーしても良いので仕上がるまで描き続ける。
    (あと何分短縮しなければならないか時間を計っておこう。)
  • 仕上げたら、(あるいは、最初のうちは、わからなくて描けなくなってしまったら、)
    チェックポイントをクリアしているか確認をしっかりする。
  • 間違いは、赤ペンなどで描き直す。(後で間違いやすい箇所がわかるように。)

それ以外の曜日・時間は、以下のことを行う。

  • エスキースだけ行い、プランニングの練習をする。
  • 時間がかかる図面(矩計図のみ、平面図のみ、等)を繰り返し描いて
    製図手順を覚え、スピードを上げる。
  • 移動中などの空き時間に、ディテールを覚える。(暗記用の図面を常に持ち歩きましょう。)

エスキースの練習は、1つの予想問題で、
道路に面する方角が異なったバージョン、敷地を90度回転させたバージョン、
などのプランを考えてみましょう。

ディテールは、毎回同じものを使用すればよいので
図面1セットとその製図手順を完璧に覚え、スラスラと描けるようにしましょう。
8月末までには何も見ないで描けるように暗記すること。

④ 模擬試験を受ける

自分のレベルの確認と不安解消のためには、模擬試験の受験をおすすめします。
通信添削でも良いので、二級建築士の設計製図に関しては、
一度は客観的な視点から見てもらう(採点してもらう)べきだと思います。

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